UVオフセット印刷の豊かな表現力とFMスクリーン印刷のリアルな再現力を支えているのが、デジタル技術を駆使したカラーマネージメントシステムです。これは、「明るさ」「色合い」「鮮やかさ」という色を構成する3つの要素を3次元の数値として捉え、デジタルデータに変換。このデータを基準にすることで、これまでオペレーターの経験や勘といった不確定な感覚に頼りがちだった色調管理を絶対的な数値で管理できるようにしたものです。その結果、より忠実で鮮やかな色彩を再現。増刷時の色の違いも最小限に抑えることができるようになりました。
CTP(Computer To Plate)を導入し、デザイン制作から刷版までをデジタル化。またCIP3でプリプレスから製本までのファイル形式を統一。これらデジタルデータのネットワーク化により、高効率・高精度のプリンティングが実現できる統合生産環境を確立しています。
色を3次元の数値として捉え、正確な色彩設定をおこなう一連のデジタルワークフローの総称です。色調を構成するインク量と版の網点もデジタル管理。大量ロットの印刷でも、刷り出しから刷り終わりまで、正確で均一な色彩を再現。狙った色を追求できます。