これまでのオフセット印刷は、対象物を二次元に置き換えて表現。凹凸や光沢、透明感などの質感は、少なからず損なわれていました。質感を、あふれるシズル感で表現できるのがUVオフセット印刷です。さらに、私たちは、この先進技術に、これまで培ってきたカラーマネジメント・システムのノウハウや高精細のFMスクリーン印刷の技術を応用して、PET・プラフィルム、アルミ蒸着紙、電飾広告用フィルムなどへの色鮮やかな高品位印刷を可能にしました。見て、触れて、感じて…。視覚を超える表現力で、これからの印刷業界をリードしていきます。
UV(Ultra Violet ray)とは、紫外線のこと。紫外線を照射することで硬化乾燥するUVインキを用いる印刷手法をUVオフセット印刷と呼びます。豊かな表現力、瞬間硬化、高い皮膜強度などの特長があり、幅広い分野で活用されています。
UVオフセット印刷は、豊かな表現力を持っているので、表現技法を凝らしたポスターや書籍・雑誌の表紙、ディスプレイなどに用いられるほか、素材を選ばず印刷できることからフィルムや光ディスク、カードなどへの印刷にも多用されています。また、耐久性が高く電飾ポスターなどの屋外広告物やカートン、電飾メニューなど長期使用するものへの応用も盛んです。さらに、有機溶剤を使わないので、食品や薬品、コスメ関連のパッケージなどでも活躍しています。印刷直後に加工ができるのというメリットも持っています。さらに、納期の短縮化が図れるので、チラシやポストカード、ラベルなどの一般的な印刷物への応用も可能です。
白色度とは、印刷媒体の白さのこと。紙などの媒体表面に光を当てて、反射した光の比率を数値化して%単位で表わします。光がすべて吸収されれば0%(真っ黒)、すべて反射されれば100%(真っ白)となります。つまり、白色度が高いほど、色鮮やかな色再現ができるのです。当社のUVオフセット印刷は、白色度を持たない透明のPET・プラフィルムやアルミ蒸着紙などに白色度92%を持たせることにより、普通紙に印刷するのと同品質の色再現を可能にしています。さらに、大量ロットの印刷にも適しています。
盛り上げ加工や光沢加工、つや消し加工など。凹凸感やキラキラ感などを表現できます。
PET、PP、金属、金属蒸着紙、フィルムなど。瞬間硬化するので、非吸収性の素材に印刷可能。
インキ皮膜が硬く、擦れても色落ちすることがありません。経年変色も少ないのが特長です。
瞬間硬化するので、印刷直後からの後加工作業が可能。納期の短縮化が図れます。
UVオフセット印刷の専用機を用意。印刷機を専用対応させることで、より質の高い仕上がりに。